ノートンでおなじみ、米国のセキュリティ大手シマンテック傘下のVPNです。

 通信速度は無料VPNとしては上々な水準で、PCで使っても快適と言えるレベルの使用感でした。

 「一応」日本語対応はしていますが、操作画面の一部が英語のままになっていたりと使い勝手が悪い部分もあります。詳しくレビューします。

SurfEasy VPNの評価(総評)

提供元は?

 以前はOperaの傘下にありましたが、現在は「ノートン」でおなじみの米国のセキュリティ大手シマンテックの傘下の会社です(2017年11月に買収) ちなみに、企業価値は3850万ドル(約40億円)と報道されています。

 シマンテックといえば「ノートンWiFiプライバシー」というVPNも提供していますが、今後の世界的なVPN市場の成長を見越して、SurfEasyを取り込むことでVPN製品の更なる強化を進める意図があるようです。

 米国の大手セキュリティ会社傘下ということで、信頼性という点では申し分ないでしょう。

接続待ちの画面

実測した通信速度

Ping値ダウンロードアップロード
SurfEasy57.6ミリ秒21.65Mbps67.48Mbps
ソフト無し8.0ミリ秒97.32Mbps53.42Mbps
増減49.6ミリ秒悪化77.8%悪化26.3%悪化

 Ping値、速度ともに大きく低下しているものの、PCで使っても使用感は「悪くない」と感じました。大容量のダウンロードをしない限りは、この速度で十分ですしPing値についてもスマホでの使用なら違和感を感じない水準です。

接続先

 日本を含め、世界28カ国のVPNサーバーを接続先として選択することが出来ます。無料版でも接続先を自由に選ぶことができます。

機能の詳細

 各機能を詳しく解説します。

接続先の選択

 28カ国から接続先を選択することができます。接続地は世界各国に点在しています。

接続地を選ぶメニュー画面

 なお、広告トラッキングの防止機能は無料版では使えません。